ライトノベル レビュー

本日の騎士ミロク8

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ツンデレ王女様とその一途でバカな護衛の騎士のラブコメ風戦記の第8巻。

今回の舞台は主人公であるミロクの故郷、和風テイストな装いの国、オウガン。

第八国と言う謎の敵と手を組んで戦争を仕掛けてきているオウガン。
第八国の正体を探るため、そしてオウガンの君主でありミロクの兄であるゴウトの真意を探るため、ミロクとジュジュ、赤目隊の面々は飛竜を駆ってオウガンの王城へと乗り込む!
と、言う出だし。

第八国の存在が明るみに出る前から、ずっと敵だと認識され続けてきたオウガン国とミロクの兄ゴウト。
その人柄と真意、目的が物語の鍵となっている。

その中で新たに出てくる「竜の聖地」なるキーワードや、赤目隊隊長ビスマルクの上手を行く宿敵・魔導士モズの正体などなど、気になるポイントはたくさんあるものの。
今回の最大の見せ場はやはり、ヒロインたる王女ジュジュとゴウトの会見シーン!
ゴウトから投げかけられた質問に答えるジュジュが最高に可愛い!

直後から次巻へと引く展開も相まって、続きが気になる一冊。

レビュー:2011/6/28

カテゴリ:

大陸戦争の背景を探れ! 赤目隊、ミロクの祖国オウガンへ飛ぶ!

ツッキーニがホラキアに戦争を仕掛けた。同盟国だったのに、なぜ!? その理由を探るため、ジュジュとミロクはオウガンの皇帝ゴウトと直接会うことを決意。飛竜に乗り、オウガンに乗り込んだ彼らに、意外な出迎えが!?

novelauthor: 田口 仙年堂

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2011/6/20

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