ライトノベル レビュー

本日の騎士ミロク7

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ツンデレ王女様とその一途でバカな護衛の騎士のラブコメ風戦記の第7巻。

今回の舞台は山と雪の国ツッキーニ。
謎の敵「第八国」についての会議に参加するために出発したジュジュと赤目隊を待っていたのは、敵の罠だった。
敵の包囲から切り抜けようと戦ううちに、ミロクとジュジュは雪の中に孤立してしまう。
行き倒れのようになっていた二人を助けたのは、ツッキーニの反政府レジスタンスのオーリャとヴィクトルだった。
ミロクとジュジュは、助けてもらった恩を返すため、レジスタンスを狙って襲ってきたツッキーニ王国軍に立ち向かう。

雪国といえば温泉!ジュジュの入浴シーン、どころかミロクと混浴シーン来た!ラブコメの王道!
......とは言え、あんまり色っぽいことにはならないのが赤目隊クオリティなのか。
しかし順調に二人の思いが深まって行っている様子は見ていてニヤニヤ出来る。

そして今回のバトルシーンの目玉は、敵の硬い機装甲(機械を仕込んだ鎧)を相手にした立ち回り。
正面から切りかかったのでは到底倒せない敵を相手の赤目隊の活躍をごらんあれ。

レビュー:2011/7/14

カテゴリ:

猛吹雪の敵国を彷徨うミロクとジュジュ。二人きりの逃避行

猛吹雪の中、二人きり。ミロクはジュジュを背負い、見知らぬ森を彷徨っていた。ここは敵国ツッキーニ。自分ひとりで、ジュジュを守りぬかねば。だがジュジュの様子がおかしくて――!? "咬兎"ミロク、雪に跳ねる!

novelauthor: 田口仙年堂

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2011/3/19

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