ライトノベル レビュー

レビュー: 2011年3月 新刊

TVアニメも絶好調のハイスピード学園バトルラブコメ、第7巻!!

「お願い! 私の妹と組んで!」 楯無の突然のお願いに戸惑う一夏。専用機持ちの能力向上を目的として開催される「全学年専用機持ちタッグマッチ」、その相手に4組の専用機持ちこと更識簪(さらしき・かんざし)と出場することになる。しかし、肝心の簪は一夏に誘われても「イヤ」の一点張り。業を煮やした一夏は休日に簪とデートをすることに決める。一方、タッグを断られたあげく、一夏が他の女子とデートと聞いて気が気ではないヒロイン一同。果たして簪は一夏と組んでくれるのか。しかも対戦相手は楯無と箒の強力コンビ! 恋の火花散るハイスピード学園バトルラブコメディ、美しき『姉妹たち』の第七弾!

「夜々はどこにも行きません」
消失してゆく自動人形。機巧都市に迫る魔の手。
華やかな祭典の影に、雷真は何を見るのか――?

機巧魔術――それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。機巧都市リヴァプールは、自動人形の祭典を明日に控えて華やいでいた。だが一方で、〈夜会〉参加者たちの自動人形が次々に消失していくという事件が起きる。硝子の命令により、事件の鍵を握る人形師・エリアーデ教授に接触する雷真。しかし、彼女は雷真と同じ歳の少女(ただし全裸に白衣)だった! さらに彼女は、夜々を自分に譲るよう、雷真にあの手この手で迫ってきて――!? 「やっぱり......体を差し出さないとだめ?」「差し出しても駄目だ!」シンフォニック学園バトルアクション第5弾!

本日の騎士ミロク7

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猛吹雪の敵国を彷徨うミロクとジュジュ。二人きりの逃避行

猛吹雪の中、二人きり。ミロクはジュジュを背負い、見知らぬ森を彷徨っていた。ここは敵国ツッキーニ。自分ひとりで、ジュジュを守りぬかねば。だがジュジュの様子がおかしくて――!? "咬兎"ミロク、雪に跳ねる!

新約 とある魔術の禁書目録

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上条当麻不在の世界。彼が命を賭けて守った、様々な人たちの様々な安らかな日常があった。

 ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人、フィアンマがロシアから起こした第三次世界大戦は、上条当麻の活躍により終結した。彼の、消失と共に。
 ここは上条当麻が存在しない世界。
 魔術サイドは再編・改善がすすみ、信徒たちには安息の日々が訪れていた。
 科学サイド総本山の学園都市では、最強の超能力者・一方通行が、『闇』と手を切り、打ち止めや番外個体と共に騒がしくも穏やかな日常を過ごしていた。そこには『グループ』の影も無い。
 元スキルアウトの無能力者・浜面仕上は、ロシアで手に入れた『闇』との交渉材料を懐に、絹旗、滝壺、そして帰ってきた麦野と共に新生『アイテム』を結成、活動を再開する。
 闇からの『卒業生』たちは、平穏を手に入れたのだ。──凶悪な『新入生』が、彼らの前に現れるまでは。