ライトノベル レビュー

富士見ファンタジア文庫: 2008年1月 新刊

〈導きの剣〉が戻らないまま、陸路で帰国の途についたルビーウルフを、謎の魔法攻撃が襲う。仲間達とはぐれ謎の敵に狙われる中、彼女はついに自分の本当の想いに気がつく。

軍上層部からまたもシュナイダー派遣命令が下る。彼が本調子でないことを必死に説明するヘキサだったが、聞き入れてもらえない。意を決したヘキサは、シュナイダーを追ってナンブとともに研究施設を抜け出すが......。

女は微睡みの中にあった。呼んでいる。呼ばれている。だ・れ・が―?女の名は、パイフウ。それは傷を負い微熱の中で見た幻なのか、それとも―。かつての師であり、育ての親であるハデスを再び屠った暗殺者は、石の街に逗留を続けていた。壮絶な闘いは、彼女に大きな身体の傷と、心の喪失を残した。しかし、その街の奥地で新たなる驚異が蠕動をはじめていた―。頻発する奇妙な事件は、特異点ゆえのものなのか?それとも?渾身のフルボリュームで贈るサード・サーガ。

ベールセール王国の領土内でも鉄壁の要塞とされるトゥールスレーン城塞。そこを攻め落とそうと画策するジェレイドと風の戦乙女率いる反乱軍。一方、先の戦で手柄を立てたアレスは、軍功の報告のために王都へ向かう!

雪玉に埋められたメッセージカード。それは恋のつぶやきでも、愛のささやきでもない、真っ赤なインクで書かれた、死のメッセージ!「怖っ!めちゃめちゃ怖っ!」リナが訪れたリュットの町では、隣町と"友情を深め合う"ための雪合戦が開催されていた。が、テーマの"友情"とは名ばかりに、祭りの正体は、血を流し合うまさに戦争!そんな戦場に響く声...。「ほーっほっほっほ!」この声は...もしかして!?まさか!?やっぱり!リナの天敵・ナーガも友情出演する表題作「白銀の弾丸」のほか、3作品を収録した、短編集第30弾!明日の友情のために、血しぶきが飛ぶ。

その存在自体が超常現象を起こす異生物・ディスパレイト。そんなディスパレイトが嫌いなエニーネだったが、ある日、困った彼女を助けたのは、異生物使いの男だった。まさかこの二人が、後に運命共同体になるなんて!?

碧陽学園生徒会室。そこは選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園。くり広げられるのは愛と戦いの日々...? 少年よいざ進まん、妄想という名の大海原を! ゆるくてポップな非日常系学園ストーリー登場!!

これまで語られることのなかった凛のすべてが収録された書き下ろし。神城流剣術を用いた化け物退治の話や、凛の幼少の頃のなど、ここでしか読めないエピソードが満載。あなたの知らない凛をまるごとお届けします。

空中浮遊都市にてエレナの誕生日会を祝ったエレナと涼牙。闘いの最中にほっと一息をつく二人だったが、そんな二人にフェムトの運命すらも左右する魔の手が迫り来る。そして動きだすルシフェルたち。第三弾!