ライトノベル レビュー

桃と鬼の轍

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因果は巡る糸車。
今日もどこかで……、なぞらえ、巡ります。
 親友・麻耶が飛び降り自殺をした。真沙美はその事実を受け止めることができず、偶然その場に居合わせた同級生の亮輔に縋る。事情を聞いた彼は、麻耶の死があまりに不自然であることを指摘し、一緒に死の真相を探ろうと真沙美に語った。
 “なぞらえ屋”という集団に属する亮輔は、その力を持って死の謎を探るという。“なぞらえ”は古から綿々と続く魔法のようなもの──。真沙美は亮輔に、そして“なぞらえ屋”に託すことを決意するが……。期待の新作登場。

novelauthor: 有里紅良

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2011/4/10

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