ライトノベル レビュー

カテゴリ:

これは、白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語......。

真っ白い花びらが、風にたゆたって、泳いでいる。
そんな何処かの空から、真っ白な女の子がふわりと現れた。
私の心に触りにやってきた。
その子は、自分のことを 「死神」 なんて言うけれど、私は思う。
天使じゃないかって。
本当は、哀しいことを告げにきたのに。
たいせつなものを失くしてしまうと、教えてくれにきたのに。
私の心に触れにきた。
かわいらしい黒い猫をその胸に抱いて。
そして私は、どうしてか言ってしまったんだ。
「友達に―― なって」 と。

novelauthor: ハセガワケイスケ

4840241856

2008/3/10

Amazon.comで購入

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: しにがみのバラッド。(11)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://invul.sakura.ne.jp/blog/mt-tb.cgi/402

コメントする