ライトノベル レビュー

断章のグリムVI 赤ずきん・下

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電撃文庫
甲田学人 : 断章のグリムシリーズ
商品の詳細
そして、森と狼と赤ずきんが混沌と悪夢の連鎖に──。
 街灯の明かりも届かない細くて暗い袋小路。暗闇の中から流れ出すのは、鼻の奥を突き、口から胸へと流れ込む生臭い湿った鉄の匂い。そして、墨に沈んだような暗い路地に浮かび上がるように、真っ白な裸の手足が無造作に転がっていた……。そんな中にしゃがみ込んでいたのは、小柄な少女の影──。
 <泡禍>解決の途中で怪我を負い、意識不明の重体に陥った雪乃。彼女の重荷をなくすため、蒼衣は単身、未だに手がかりの見えぬ謎へと立ち向かう。徐々に『赤ずきん』の欠片は繋がっていくのだが、この街の狂気は想像を遥かに超えていた。失踪事件を発端とした悪夢の結末に待っているものとは ──!?
  • 文庫: 309ページ
  • 出版社: メディアワークス (2007/12)
  • ISBN-10: 4840241163
  • ISBN-13: 978-4840241168
  • 発売日: 2007/12

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